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1日中、入れ歯を入れていいですか?

2021年11月29日

こんにちは。大阪市福島区の歯医者 富永歯科クリニック院長 富永佳代子です。今回も、診療室でよく質問される内容について、お話します。

今回は入れ歯に関してよく聞かれる質問です。「家族に入れ歯を装着していることを内緒にしているので、就寝中もつけていていいですか?」「地震が来ると、入れ歯を入れていないと、紛失したら困るので、つけたまま寝ていいですか?」「寝ている間に入れ歯がないと、かみ合わせが安定しないので、入れ歯をつけて寝て良いですか?」など、様々な理由で夜間も入れ歯を入れることを希望される方がおられます。

基本的には、お口の中を清潔に保つために入れ歯を外す時間を作ることをお勧めします。特に、自浄作用が低下する高齢者は、入れ歯を外す時間が必要です。しかし、入れ歯を外す時間は、人それぞれ様々です。また、入れ歯を外していると、別のトラブルを起こす場合もあるため、個々に相談することを勧めします。

お口の中はどうやってきれいに保てるの?

お口の中は、単に歯磨きをするだけでなく、話したり、食べたりすることにより、お口の中の細菌が胃に送られ、強酸である胃液により殺菌されます。舌や頬の粘膜、口蓋などの粘膜面への物理的な摩擦、つまり食べ物がお口に中で擦れ合ったりすることで粘膜表面のバイオフィルム(細菌の塊)が破壊され、新陳代謝により剥がれた粘膜細胞と共に、胃に送られていきます。

しかし、高齢になると、唾液の分泌量やゴクンと飲み込む回数(嚥下運動回数)が減少し、嚥下運動自体が弱くなります。また、食べるものも柔らかくなり、あまりしゃべらなくなるなど、自浄作用の働きが衰えてきます。このような原因から、若い人に比較して、高齢者のお口の中は、汚れやすい状態にあると考えます。

歯磨きうがいも、とても大事なのですが、日常の食べること、話すことも、清潔なお口の環境に重要な因子である、この機能を守る必要があります。

長い時間入れ歯を入れていると、、、

入れ歯を長時間装着していると、まず、この自浄作用がうまく働かなくなります。義歯と粘膜の間で汚れが溜まり、細菌が繁殖しやすくなります。さらに、入れ歯が粘膜を圧迫する、部分入れ歯の場合は、針金(クラスプ)が歯にかかったままになり、歯の負担が大きくなる理由で、さまざまなトラブルが起こります。

例えば、粘膜の痛み、赤く腫れる、出血、口臭、味覚異常、針金のかかっている歯の虫歯の発生、摩耗、歯に動きがでるなどです。また、粘膜の状態が悪化すると、口腔カンジダ症をおこすこともあります。このようなことを考えると、入れ歯を外す時間は必要になります。

一概に、何時間とは言えませんが、6時間ぐらいははずすことが適当と考えます。つまりは就寝時間が目安となります。しかし、就寝時も入れ歯を装着している方が良いケースもあるので、歯医者さんに相談することをお勧めします。

就寝時も義歯を装着した方か良いケースは

・残っている歯の本数が少なく、入れ歯を入れていないと、お口の中に傷ができる場合。

・顎関節症などで、就寝時のかみ合わせが安定しない場合。

・入れ歯をはずしている口腔感覚を許容できないため眠ることができない、または不穏に鳴る場合

などです。

但し、必ず守ってほしいことは

・毎日入れ歯をきれいにブラシで洗い、義歯洗浄剤による化学的な洗浄をきっちりと行うこと

入れ歯だけでなく、入れ歯に覆われる粘膜表面を、スポンジブラシや柔らかい歯ブラシで清掃し清潔に保つこと

・定期検診をできるだけ頻繁に行い、1~2カ月に1度は歯医者さんに残っている粘膜入れ歯         の状態をチェックしてもらうこと

以上の3点を必ず守るようにしてください。総入れ歯の場合でも、お口の中の環境を清潔に保つことが、健康的な生活に繋がります。歯が無いから、虫歯にならないからと過信は禁物です。

富永歯科クリニック院長   富永 佳代子

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