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歯周病の検査について

2023年10月15日

こんにちは。大阪市福島区の歯医者 富永歯科クリニック院長 富永佳代子です。今回は、歯周病の検査についてお話します。歯周病にかかっていないか心配な方、歯医者さんに行って、どんな検査されるのか不安な方、痛い検査なのか?どんな結果なのか?わからない方もおられると思います。

歯周病とは

歯周病は、その名前のごとく、歯の周りの病気です。健康なお口の状況であれば、歯の周りには、歯ぐき(歯肉)と骨(歯槽骨)があり、歯をしっかりと支えるので、何でも噛めます。歯周病が進行するとその支えが弱るので、今まで噛めたものが噛めなくなります。しかし、その症状は本人にはわからないまま、静かに進行し無症状なのです。なので、歯科医師や歯科衛生士が検査をする必要があります。これが歯周病検査です。

検査の流れ

初診時に、歯周病がどのくらい進行しているか?進行のスピードはどうか?など、患者さんの歯周組織の状態を把握するために検査を行います。その後、治療計画を立てます。初期治療終了後に、どのくらい改善したか?今後どこに注意が必要か?どの部位が、改善していないかを再評価検査で調べます。そして、メインテナンス(治療後の定期的な来院処置)を行い、悪化していないかを調べるために検査を行います。

歯周病検査の項目

プロービングの検査

歯ぐき(歯肉)は、歯に付着していますが、健康な歯ぐきでも、少しの隙間はあります。その深さは1~3mm。これを超えると、歯周病に罹患しており、その隙間を歯周ポケットを呼びます。この深さを測る検査がプロービングです。プローブという細い棒を隙間に入れて、深さを測定します。

プロービング時の出血の検査

プローブを使用し歯周ポケットを測定する時に、出血するか、しないかが大事な徴候になります。出血する部位が多いほど、炎症が強い証拠です。出血が少なければ、歯周組織の状態が安定している証拠です

レントゲン検査

骨がどのくらい減っているか、破壊されているかはレントゲン撮影をして調べます。歯周病検査にレントゲン検査は必須とお考えください。被ばく量は、微々たるものなので、過度に心配しないでください。

歯の動揺度の検査

骨が破壊され、少なくなると、歯の支えが弱るので、歯が動きやすくなります。歯の動揺は、歯周病の進行だけでなく、噛む力や嚙み合わせの影響でも増大することがあるので、見分けが大事になります。また、歯ぐきがどれだけ痩せているか(退縮)も検査しますが、歯周病の進行で起こる場合と歯磨きの頑張り過ぎでも起こるので、原因を見極め対処が必要になります。

その他

そのほか、歯磨きの磨き残しがどこにあるか、喫煙習慣、糖尿病といった歯周病のリスク要因の確認、服用している薬剤などを調べます。

検査は痛いですか?

検査で心配なことは「痛み」です。体のどの部位でも検査時の痛みは辛いですよね。例えば、ねん挫をしたとき、整形外科の先生に「ここ痛いですか?」と触られると「痛い!」と感じますよね。触ると痛いのは、炎症があるからです。患者さんの立場から考えると、痛いから触らないでと思いますよね。歯周病検査でも、プロービング時に痛みを伴うことがあります。だから、検査しないでください、となると、その後の治療はできなくなります。炎症が強い場所を探すための検査なので必要不可欠なのです。適切な初期治療を行い、症状が改善してくると、プロービング時の痛みも減少していくので、初回検査時が、最も強いとお考え下さい。あまりにも痛みが強い場合が、塗り薬の麻酔薬がありますので、痛みに弱い方は、その旨をお伝えください。なお、初回検査は、約30分から45分時間を要するとお考え下さい。

富永歯科クリニック院長 富永佳代子

 

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