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歯の構造 Part2 歯髄

2021年11月12日

こんにちは。大阪市福島区の歯医者 富永歯科クリニック 院長富永佳代子です。前回に引き続き、歯の構造 今回は歯髄(神経)に関してお話します。

歯髄(しずい)とは?

①痛みを感じる

歯髄は一般的には神経と呼ばれています。「歯の中に神経が通っていて、痛みを感じる」と、理解されていると思います。歯髄の神経細胞は、歯に加えられる全ての刺激を「痛み」として感じます。冷たいものが「痛い!」熱いものが「痛い!」甘いものも「痛い!」あらゆる刺激を痛みとして感じ、「大変は事態だ!」と警告信号を送るのです。

②栄養を与える

歯髄は、痛覚機能だけではなく、象牙質に栄養を与えたり、細菌感染から守る役割をしています。これは、歯髄の中の血管(動脈と静脈)とリンパ管が担っています。血管とリンパ管は、体のほかの部分と同様に、栄養や酸素、水分、免疫細胞を歯に運んでいます。

③細菌と戦う

歯の中に入り込んだ細菌と戦い、歯を守ってくれます。血液とリンパ液の流れが、細菌が中に侵襲しないように抵抗します。しかし、残念ながら大きな虫歯になると細菌との闘いに敗れてしまいます。エナメル質に穴が開き、歯の内部に大量の細菌が侵入してくると、免疫細胞が戦います。やっつけた細菌の死骸()は、通常歯の根っこの先の細い血管から排出されますが、出口が細すぎて排出できず、膿が溜まってしまい、歯髄の細胞が膿におぼれて死んでしまいます。歯髄が戦っている間は、ズキズキ痛みを感じます。(この時点で歯医者さんに駆け込んでくることが多いです。)しかし、歯髄の細胞が死んでしまうと痛みが消失します。(ズキズキ痛かったのに、痛みが無くなった!良かった!と感じますが、そうではありません。)痛みが無くなったからと放置していると、根っこの周りの骨にまで細菌が侵入して、骨に炎症が起こり、膿が溜まって腫れて炎症状態は重篤になってしまいます。

根管治療(根っこの治療)

死んだ歯髄は、溜まった膿や汚れている歯質と共に取り除く必要があります。これがいわゆる、根っこの治療=根管治療です。

根管治療は、必要な処置であるのですが、将来的に虫歯に弱くなるので、注意が必要になります。根っこの治療をした歯は、歯質が減って構造的に弱くなります。また、細菌と戦う免疫細胞、細菌を押しやる血液とリンパ液の圧力もなくなります。象牙質は栄養補給が無くなり、もろくなります。虫歯になっても警告信号を送る神経細胞もないので、歯髄を失う前に比較して、虫歯になりやすくなります。

知覚過敏とは?

ところで知覚過敏はなぜ起こるのでしょうか?歯の構造から、説明します。外からの刺激(冷たい、熱い、甘い、すっぱいなど)がエナメル質の欠けやひび割れ、摩耗などが原因で、ブロックされずに象牙質に伝わるのです。象牙質には象牙細管という細い管があり、中は液体が満たされています。刺激により、液体が膨張、収縮、乾燥などで動くことにより、それが歯髄に伝わり、チリチリした痛みになるのです。

歯髄を守るために

このように、歯髄は歯にとって命です。歯髄から送られる警告信号つまり「痛い!」は、「歯を守って!早く歯医者さんに行って!」という歯からの叫びです。痛みがあったら、放置するのではなく、歯医者さんに行って、痛みの原因を探してもらい、治療することが大事なのです。早期発見早期治療で歯髄を守ることが、歯を守る事に繋がります。痛くなくても、最低1年に一回、できれば半年に一度歯科を受診して、虫歯を予防、早めに治療を受けて、歯髄を守りましょう。

富永歯科クリニック  院長 富永佳代子

 

 

 

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