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定期的メインテナンスの勧め Part2

2023年4月9日

こんにちは。大阪市福島区の歯医者 富永歯科クリニック院長富永佳代子です。今回も、引き続き定期的な歯のメインテナンスの大切さをお話します。特に、歯科医、歯科衛生士は、定期的メインテナンス時、どこに着目しているかをお話します。

どこを診ているのでしょうか?

患者さんのお口の中の状態は、10人十色です。年齢、食生活、体の状態などによって、日々変化します。定期的メインテナンス時、患者さん一人一人のリスクを探し出し、トラブル回避のため、日々の家庭でのお口のケアを提案していきます。そうすることで、患者さんは、効率よく予防のポイントを理解し効果的に対策することができるようになります。幼児期、小学生、中学生、高校生には、特有のリスクがあります。ミドル期、シニア期になると、様々なリスクが加わっていきます。また、年齢だけでなく、生活背景(一人暮らし、介護、退職など)の変化にも大きな影響を受けます。リスクに気付いて早期の対処をするため、予防処置を行う歯科医院に定期的に通院することをお勧めします。

子供のメインテナンス

子供のメインテナンスは、どこを診ているのでしょうか?

磨けている?

子供の場合、歯を磨いているつもりでも、実は磨けていない場合が多いのです。この場合、年齢応じて、歯磨き指導を衛生士が行います。子供の理解力に応じて、実際に汚れをお見せしながら、歯磨き練習を行い、保護者の方にも磨き方を指導します。

かみ合わせは大丈夫?

12歳ごろに完成する永久歯の歯並びに問題があると、将来的に虫歯歯周病のリスクが上がります。また、乳歯が抜けずに、長く残っている場合、永久歯の生える位置が悪くなったり、生えないまま骨の中に埋まってしまうことがあります。そのため、外科処置、矯正治療の必要性をお勧めしていきます。

食生活は?

ダラダラ食べ、おやつの回数、飲食物の嗜好などから、虫歯のリスクを予想し、保護者と共に、食生活指導を受けていただくことになります。

大人のメインテナンス被せ物

詰め物が劣化していない?

詰めた時は良好な状態であった詰め物も、毎日噛んでいると徐々に劣化していき、歯との接合部位に隙間ができてきます。その後、歯が欠けたり、詰め物が欠けることがあります。また、この隙間から虫歯菌が侵入して、二次虫歯が発生します。詰め物の劣化は、ご本人で判断することは困難なため、メインテナンス時に、チェックが必要となります。

歯にヒビが入っていませんか?

ご自分の健康な歯であろうとも、日々の噛む力によって、歯にヒビが入ってくることがあります。このヒビ割れを放置していると、どんどん深くなり、神経に影響を及ぼしてしまいます。冷たいものが痛い、ヒビが深くなりある日突然硬いものを噛んで、歯が大きくかけることもあります。欠け方によっては神経の治療や抜歯になることもあります。そのため、メインテナンス時に、ヒビを詰め物によって修復し、ヒビの原因となる噛みしめ癖や歯ぎしり防止のための装置を作製していきます。

食生活、内科的疾患は?

酸っぱいものを好んで摂取、また逆流性食道炎、胃液の逆流により、歯が溶けてしまうことがあります。これを酸蝕症といいます。この場合、虫歯菌による虫歯に比較して、歯が溶ける速度が速く、進行を止めるため、食生活の改善、内科受診、詰め物による進行防止を行う必要があります。

歯並びに変化は?

目立つことはないのですが、年齢を重ねていくと、少しづつ歯並びが変化することがあります。特に下の前歯が、前にせり出してくることが多く、上下のかみ合わせの調整が必要になったり、抜歯になることもあります。

その他にも、喫煙、食事内容、持病の服薬のお口への影響、唾液の量の変化、歯磨きの仕方など、総合的に診ていきます。

富永歯科クリニック 院長 富永 佳代子

 

 

 

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