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定期的メインテナンスの勧め Part3

2023年5月22日

こんにちは。大阪市福島区の歯医者 富永歯科クリニック院長富永佳代子です。今回も、定期的な歯のメインテナンスの大切さをお話します。

なぜ、プロフェョナルケアが必要なのでしょうか?

ご自分で、しっかり歯磨きをしているから、歯周病虫歯の心配はないと思われている方もおられると思います。しかし、それほど簡単なものでないのが、予防です。確かに、毎日の歯磨き、ケアーはご自分でおこなうものであり、プロケアーは3~4カ月に一回、半年に一回です。それなら、必要ないのでは?と思うかもしれません。適切な歯磨き、甘いもの、清涼飲料水をダラダラ食べない、飲まない生活習慣、フッ素配合の歯磨き粉の使用をしていれば、虫歯は防ぐことができます。また、歯石を取り除き、歯周ポケットがそれほど深くなければ、適切な歯磨きによっ周病の炎症を防ぐことができます。

しかし、そう簡単ではないのが虫歯や歯周病の予防です。歯のかみ合わせの面に深い溝があり、歯ブラシの毛先が届かないとプラークが溜まり、いくら歯磨きを頑張っても虫歯になります。また、深い歯周ポケットの奥も歯ブラシの毛先は届かない場所です。歯周ポケットは、一度できてしまうと、元通りには戻らず、ひどい場合は根っこの先端まで深いポケットになってしまうこともあります。ここにプラークが溜まると、歯ブラシの毛先が届かず、フロス、糸ようじ、歯間ブラシも届きません。放置すると歯周病が悪化していくことになります。

プロフェッショナルクリーニングをすることによって、プラークを除去すると、3~4カ月程度、歯周ポケットの歯周病菌の勢いを抑えることができることがわかっています。定期的に通院して、プロフェッショナルクリーニングを受ける意味はここにあるのです。ご自分で磨けるところは、日々のケアで、ご自分ではどうしても磨けない、きれいに清潔に保てないところは、プロフェッショナルクリーニングと、役割分担をして健康状態を保つことが大事なのです。

一生自分の歯で食べましょう!

患者さんと日々接していると、定期的に通院して、歯磨き指導や飲食生活習慣の指導を受けてくださっているのに、なかなか歯磨き習慣が身につかない方が、時々おられます。もちろん、定期的に通院して下さるので、歯科医、歯科衛生士が、歯のクリーニングを行い、何か問題があれば早期発見、早期治療を行い、悪化を予防、大きな治療になることを防ぎます。しかし、これだと何とか維持しているという状態になってしまいます。こうした方が、年齢を重ね体力気力が低下、また病気になって入院などの問題が出てくると、虫歯歯周病のリスクが一気に上がります。

若くて元気なうちは、何とか歯の健康を維持できますが、70代後半から80代になった時に、歯のトラブルで食事がしにくくなったりすると、健康寿命への影響が大きくなります。体力、気力ある60代のうちに、メインテナンスで受けた指導をご自分のものにしておいてください。90歳になった時に、自分の歯で美味しい食事をすることができたら、とても楽しい毎日が送れることと思います。食べることは、この世に生を受けた瞬間から、人生の最後までなくてはならない、最も大切なことです。歯の健康は全身の健康に繋がります。食事をすることが、生きることに繋がります。お口はその玄関、スタート地点です。人生100年時代、70代後半からの体の変化に余力をもって迎えるために、早い時期から、歯科のメインテナンスを活用してください。

富永歯科クリニック院長 富永佳代子

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