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大人の歯の矯正  Part3

2024年4月21日

こんにちは。大阪市福島区の歯医者 富永歯科クリニック院長富永佳代子です。前回に引き続き、大人の矯正治療についてお話します。今回は、皆さんが疑問に思う内容について、説明いたします。

マウスピースタイプ矯正装置は、長時間付けるのですか?

マウスピース型矯正装置は、装着している時だけ歯が動きます。装着時間は1日20時間程度を守っていただきたいのです。20時間以下になると、歯の移動量が減り治療期間が長引くこととなります。できる限り長時間つけていただくことが望ましいです。

マウスピース矯正を中断するとどうなりますか?

3日程度であれば、マウスピース矯正装置が、入らなくなることはありませんが、1週間以上装着していないと、前の装置に戻る必要がでてきたり、追加で装置を作成する必要となります。その場合追加料金が発生することもあるので、注意が必要です。

マウスピースの交換を早めると、治療期間は短くなりますか?

通常マウスピース矯正装置は2週間に一回交換していきます。患者さんの協力が高く、歯の移動がスムーズに進行している場合、10日に1回ぐらいの交換に早まることがあります。しかし、早ければよいというものではありません。歯に過度に力がかかると、歯の神経が死んでしまい、歯の変色が起こる可能性があります。また、歯の根っこが吸収してしまうことがあります。自己判断で、装置の交換を早めると、マウスピースが合わなくなる原因になることもあります。

子供もマウスピース矯正が可能ですか?

永久歯が生えてきている混合歯列期のお子様は、マウスピース型矯正が可能です。お子様の矯正の場合、どのような矯正方法でも、保護者の協力が必要であり、特に虫歯予防を注意する必要があります。小児用の矯正装置には、マウスピース型以外にも、様々なタイプがありますので、安易にマウスピース型矯正を選択する必要はありません。

歯科医院の選択に気を付けることはありますか?

まず、安易にマウスピース型矯正を始めるのではなく、担当歯科医師と話をして、納得してから始めてください。費用、治療計画、またマウスピース型矯正でうまくいかなかった時の、リカバリー治療方法などを詳細に聞くことができる歯科医院を選びましょう。治療前の検査項目も重要です。特に頭部X線規格写真撮影をしているかは、重要になります。

マウスピース矯正とワイヤー矯正に費用、治療期間の違いがありますか?

ワイヤー矯正に比較して、マウスピース型矯正の方が材料費がかかりますが、自費治療ですので、各歯科医院によって考えが違います。期間についてですが、患者さんが協力的で、適切にマウスピースを交換しており、治療の進行状況であれば、通院期間を短くすることもあります。担当医師と相談しましょう。

マウスピースの交換を忘れてしまわないか不安です。

マウスピースの装着、交換は患者さんの管理になります。交換のスケジュール管理をするアプリなどもありますので、便利はツールの利用も考えましょう。

マウスピース型矯正治療は、オーラルスキャナーを用いた光学印象や、コーンビームCTのデジタルデータにより、歯の移動のシミュレーションを行うことで治療結果の見通しや治療計画、予測が行える利点があります。新しい治療法であり、今後も発展していく可能性が大いにあります。治療に際しては、患者さんの協力が最大のポイントとなります。ぜひ、その特性を知ったうえで、快適な矯正治療生活を目指していきましょう。

富永歯科クリニック 院長 富永 佳代子

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