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虫歯、歯周病の最新情報 Part2

2022年8月21日

こんにちは。大阪市福島区の歯医者 富永歯科クリニック院長 富永佳代子です。前回に引き続き、お口にまつわる最新情報をお届けします。

プラーク(歯垢)について

歯に沈着する汚れ=プラーク(歯垢)は細菌の塊です。歯磨き粉や液体歯磨きのコマーシャルで、いかにもすべて落とすことができるようなイメージを持っていませんか?細菌が産生する高分子物質は、バイオフィルムの基質として細菌を包み込み、歯面に硬く付着します。細菌はその塊の中で保護され、酸を産生します。以前は、歯の汚れつまりプラークと呼ばれていましたが、現在ではバイオフィルムと呼ばれており、基質の性質が病原性と関係していることがはっきりとしてきました。つまり、歯磨きだけでは落とすことができないバイオフィルムが形成されると、虫歯リスクがあがります。そのため、機械的な除去が必要となります。定期的な歯科医院でのクリーニング、フッ素塗布により汚れの除去、付着の予防をお勧めします。歯磨き粉や液体歯磨きは、あくまで補助的道具と考えてください。

虫歯の治療は、削ることがメイン?

昭和の時代は、虫歯になったら削る、詰める、被せるのが、第一選択でした。しかし、21世紀に入り、「歯の寿命は削れば削るほど短くなる」ことが明らかになりました。また、初期の虫歯では、再石灰化による修復が期待されることがわかっており、治療法は変化してきています。現在の歯科治療の基本方針は、MI治療(Minimal Intervention)つまり「最小限の介入」=「できるだけ歯を削らないこと」を基本とします。初期の虫歯は、適切なブラッシング指導とフッ素塗布により、再石灰化させることで可能であり、詰め物の一種であるレジンの接着力の向上で、健全な歯質はできるだけ削らない治療ができるようになりました。

虫歯になる人は減少傾向?

1970年代は、「虫歯の大洪水」と呼ばれていた時期です。1980年代に入り小学生の虫歯は減少傾向になりました。平成に入って、さらに虫歯は減少傾向で、このイメージが定着しています。

令和に入り、20歳未満の虫歯はさらに減少傾向ですが、残念ことに35歳以降の虫歯の本数は減っていません。また、高齢者に関していえば、多くの歯を残すことが可能になった反面、虫歯の本数は増加傾向です。特に歯の根元のできる=根面う蝕の問題がでてきています。

虫歯予防に最も効果的なのは、ブラッシング?

「虫歯予防のために歯を磨きましょう!」このスローガンは、子供の頃から何度も聞かされていることでしょう。果たして、本当に歯磨きだけで虫歯予防はできるのでしょうか?各国の研究によると、歯磨きの虫歯予防効果は、一番とは実証できませんでした。フッ素の利用と小窩裂溝シーラントは、虫歯予防効果が認められています。また食事のコントロール(砂糖摂取制限など)の効果は示されています。

これを読んで、「歯磨きは意味がないの?」と思わないで下さい。歯磨きには限界があるということです。歯のかみ合わせの深い溝、歯と歯の隣り合わせの部分(隣接面)、詰め物や被せ物の端っこの部分などは、磨き残し多発部位であり、虫歯リスクが高いということです。衛生士による一人一人に合った適切な歯磨き指導により、歯磨き残しの改善は可能です。そのため、歯科医院での定期的な歯磨き指導、フッ素塗布をお勧めします。ご自分にできることは、食事のコントロール、ご自分に合った歯ブラシ、補助道具、歯磨き粉や液体歯磨きの使用、定期的なお口のチェックによる早期発見早期治療を受けることだと、認識下さいね。

次回も、引き続き最新情報をお知らせします。

富永歯科クリニック 院長 富永佳代子

 

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