こんにちは。大阪市福島区の歯医者 富永歯科クリニック 院長富永佳代子です。今回は、富永歯科クリニックに来院される時のお願いについてお話します。
予約時間について
富永歯科クリニックでは、皆さんをできる限りお待たせしないように、予約時間に診療室に入室していただくことを心がけています。そのため、診療内容を分かりやすく説明し、どのくらいの時間がかかるかを説明した上で、次回の予約時間を設定します。基本的には30分、45分、60分の時間設定にし、時間内に可能な限り診療、処置を行います。皆さんの貴重な時間をいただいて診療することを、スタッフ一同念頭に置いて、行動しています。ですので、5分の予約遅れでも 私共にとっては貴重な5分なのです。当日予定していた診療内容を行うために、診療回数が増えないために、いただいた時間を有効に使います。5分の遅れが、次の予約患者さんの診療時間に影響します、もし、不測の事態で予約に間に合わないときは、お電話で遅れる旨をお伝えください。よろしくお願いいたします。
コロナワクチン接種と歯科治療
コロナワクチン接種が進む中、口腔外科学会から以下の提言がありました。
外来診療において、一般的な抜歯や親知らずの難抜歯処置後、1週間以内のワクチン接種は控えてほしい。
抜歯行為は、ワクチン接種後3日以上経過してから行う。
ワクチン接種当日に、口腔外科手術による抗生物質や鎮痛剤の服用は控えるのが望ましい。
尚、緊急性のある手術は関係なく行うべきである。
現在、明確なエビデンスによる基準はありませんが、以上の提言は厳守した方が良いと考えております。
一般的な処置を含めて、簡単に解説します。
ワクチン接種前
ワクチン予約日が決まっている場合は、緊急性を要しない処置に関しては、3日前ぐらいまでに終えて、その後の治療は、ワクチン接種3日後から再開するのが良いと考えています。接種当日でも、接種前に治療は可能ですが、外科処置は控える方向です。
ワクチン接種後の治療
ワクチン接種をされた方々の副反応を考慮すると、ワクチン接種後3日間は、発熱、倦怠感、腕の痛み、頭痛などあるので、歯科治療は控えた方が良いと考えます。しかし、我慢できない痛みなどの緊急性のある症状に関しては、処置を行うべきと考えています。
入れ歯(義歯)治療に関して
入れ歯でお困りの方へのお願いです。今まで、たくさんの入れ歯を作ってきて、不具合、痛みで苦しんでいる方を診療するにあたり、必ず以前に使用していた入れ歯、使用していなくとも持ってらっしゃる入れ歯は、必ず御持参ください。新しい入れ歯を作製するにあたり、貴重な資料データとなります。たとえ使っていない入れ歯でも、何が悪いから使えないのか?どう改善すればいいのか?を考える資料となります。
ナイトガード(歯ぎしり防止装置)をお持ちの場合
夜間、就寝時に使用するナイトガードを使用されている方は、診療時に必ずご持参下さい。診療内容(詰め物、被せ物の装着など)によって、修正処置が必要となります。
外れた詰め物
詰め物(インレー)、被せ物(クラウン、ブリッジなど)、入れ歯のパーツ(人工歯、針金など)など、外れたものをお持ちになってください。再度、装着可能な場合が多々あります。
保険証について
月一回の保険証の確認は、医療機関にとって大変重要なものです。変わっていないので、必要ないと思われて、持ってこられない場合もあるでしょうが、医院では、必ず月一回確認する義務があります。
以下の場合は必ず、受付で申告ください。
保険証が変わっている場合
社会保険⇔国民保険への転換
本人保険証⇔家族保険証への転換
高齢者負担率の転換
退職後任意継続
など。内容がわからない場合は、窓口でご相談ください。
お薬手帳
内科、耳鼻咽喉科、整形外科など他院で処方されているお薬の内容把握は、重要事項です。重複して処方しないため、飲み合わせの悪い薬を処方しないため、また外科処置を行う場合の出血性素因等の把握のためです。お薬手帳、携帯電話でお薬の写真、実物などをご持参ください。
歯科治療を安全に効率よく行うために、以上のことを、お守りください。何卒宜しくお願い致します。
富永歯科クリニック 院長 富永佳代子