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全身疾患と歯科治療

2021年3月15日

こんにちは。大阪市福島区の歯医者「富永歯科クリニック」 院長 富永佳代子です。

今回は、全身疾患(持病)をお持ちの場合の歯科治療の注意点をお話しします。

現代の日本人は、100年人生と言われるくらい医学の発展によって、長生きをできるようになりました。それに伴って、医療を受けることが多くなり、服薬することになります。良いお薬があるからこそ、健康状態を保つことができるということですね。

富永歯科歯科クリニックでは、初診時に、必ずどのようなお薬を服用しているか、問診を行います。お薬手帳、もしくは服用しているお薬自体を持ってきてください

歯科治療というのは、全般が外科処置という範疇に入ります。歯を削る、抜く、神経の治療をする、歯石を取る、すべて外科処置なのです。出血を伴ったり、時には痛みを感じたりすることもあります。歯科治療のチェアーに座るだけでも血圧が10以上上がるとも言われています。なので、どのような疾患にかかっているかを考え、歯科治療を行うことが大事になります。

高血圧 心疾患

高血圧は生活習慣病であり、国民病です。降圧剤を正しく服用して、血圧を130/80ぐらいにコントロールしていると良いのですが、ご自分の血圧を把握していない方もおられます。歯科治療に使用する麻酔薬には、治療時に出血を少なくするため、血管を収縮する作用のある薬(アドレナリン)が含まれているので、高血圧,心疾患の場合には、麻酔薬の種類を考える必要があります。ぜひ、ご自分の体を把握するために、日ごろから血圧測定を行い、血圧が高い場合は、内科受診をしてください。降圧剤は多くの種類がありますが、歯肉増殖つまり歯肉が腫れやすくなる副作用のある薬があります。この薬を服用している場合、歯周病治療において、歯石除去、ブラッシング改善を行っても、歯肉の腫れが改善しないことがあります。しかし、内科主治医と相談の上、服用薬を変更できると、歯肉状態が改善することがあります。決して、自己判断によって、服用薬を中止することはしないでください。

脳血管障害、出血性素因

血栓(血管の中にある血の塊)防止のために、血液の流れをよくするお薬(抗血栓薬)
を服用しています。抜歯をする場合に、この薬を服用していると、抜歯後止血が妨げられます。以前は抜歯予定日の3日前ぐらいから、内科主治医と相談の上、服薬を止めて抜歯していました。しかし、服薬中止をしなくても、止血剤の使用や、傷口を縫うことにより止血を行うことができます。患者さんの中には、「今日、歯を抜いてください。自分で薬を三日ほど止めてきました。」と言われることがありますが、決して自己判断しないで、内科、歯科主治医と相談してください。

出血性素因のある患者さんの場合、血液検査によって、赤血球、血小板の数値データ異常がわかります。この場合も、歯科治療後、出血が止まりにくく、止血処置が必要になります。事前に血液検査データを持参してもらい、治療時の対処方法を検討します。

糖尿病

糖尿病は、歯周疾患との関連性が高く、糖尿病が悪化すると歯周病も悪化し、歯周病が悪化すると糖尿病も悪化することが分かっています。最近、糖尿病の患者さんが増加傾向にあります。食生活が豊かになってきた影響が大きいですね。糖尿病になると、血管の細胞、細菌感染抵抗力を弱めてしまいます。そのため、歯周病、心臓病、網膜剥離、細菌感染など全身に悪影響を及ぼします。必ず定期的に内科受診をし、服薬、生活習慣の改善を行い、血液検査を受けHbA1Cの値をご自身でも把握しておいてください。この数値が高い場合、外科処置が行えないこともあります。外科処置前に感染予防のため、抗生物質の前投与を行うこともあります。前投与を守ってない場合、当日の処置を中止することがあります。処置後も抗生物質の投与をして感染防止をします。ご本人の自己判断で服薬を中止することはやめてください。

次回は骨粗鬆症 アレルギー、その他の疾患との関連をお話します。

院長 富永 佳代子

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